吉野家は7月2日から、位置情報を使ったスマホゲーム「ドラゴンクエストウォーク」とのコラボ企画を実施している。専用のセットメニューを注文するとフィギュアをもらえるほか、貯めたポイントでもフィギュアと交換できるキャンペーンだ。グッズはオンラインショップで販売もしている。
こうしたポイント交換制やオンラインショップでの販売は、いわゆる「転売ヤー」対策に有効だと一定の評価を得ている。一方で、セットメニューの企画では転売ヤーの殺到ですぐに売り切れる事態が発生し、SNSで話題となった。今回のコラボ企画では一部、転売ヤー対策が不十分な施策もあったようだ。
https://image.itmedia.co.jp/business/articles/2607/24/kt_2607_yam_ydq_001.jpg
ドラクエウォークとコラボした吉野家
「1人1食限定」でも、対策としては不十分だった
7月2日に開始したキャンペーンの目玉は、牛丼&ミニサラダのセット「ドラクエウォークセット」だ。注文すると、全4種のうちランダムで1種類のフィギュアを獲得できる。第1弾の終了予定日は7月15日だったが、多くの店舗で完売したことから7月8日に早期終了した。
https://image.itmedia.co.jp/business/articles/2607/24/kt_2607_yam_ydq_002.jpg
出所:吉野家ホールディングスのプレスリリース
同セットはデリバリー・テークアウトを対象外とし、店内飲食かつ1人1食に限定していたものの、一部店舗では複数人で訪れる転売ヤーもみられ、売り切れたようだ。また、開始時間の午前10時に合わせ30分前に入店し、何も注文しないで待ち続ける客もいたという。
https://image.itmedia.co.jp/business/articles/2607/24/kt_2607_yam_ydq_003.jpg
同前
2025年にマクドナルドが実施したポケモンカード付きのハッピーセット企画では、テークアウトで複数個を注文する転売ヤーが殺到し、食品が店の内外で放棄された。今回はそうした事態を防げてはいた。しかし、需要分を供給できず、メルカリでの出品も相次いだことから、不十分だったと言わざるをえない。
7月16日に始まった第2弾では、第1弾と異なる4種のフィギュアを提供した。7月29日まで実施する予定だったが、第1弾の状況を踏まえ、7月22日に終了している。
吉野家では、8月26日まで「吉野家アプリ」を使ったポイント企画も実施中だ。500円ごとの会計で1ポイントを獲得でき、フィギュアや湯呑み、茶碗などのグッズと交換できる。
丼と交換するには40ポイントを貯める必要があるが、8ポイントで第1弾・第2弾で提供した全8種のフィギュアのうち、1種と交換できる。店内飲食の932円よりは高いが、4000円を使うと確実にフィギュア1種類を選べる仕組みだ。
https://image.itmedia.co.jp/business/articles/2607/24/kt_2607_yam_ydq_004.jpg
同前
ポイント交換制により、フィギュアに対して4000円という価格上限を設けたことになる。仮に転売ヤーが店内飲食でフィギュアを買い占め、1万円で転売しようとしても、消費者は4000円で確実に取得できるため、転売ヤーから購入する可能性が低くなる。
過去の転売ヤー騒動では、個数が少なく希少性が高い物や数百円でハードルが低いものが狙われた。外食で騒動となる転売ヤーは数千円の価値が見込まれるものを数百円で購入し、利益を得るパターンが多い。限定品とはいえ、小さなフィギュアで1個4000円という設定は高価であり、転売対策に一定の効果を発揮したとみられる。
吉野家のオンラインショップでは、コラボ丼の並盛サイズを販売した。7月2日から販売を開始したが、1日で売り切れた。そのため、再度、受注生産方式で注文を受け付けた。販売価格は3999円で、1人3セットに制限した。発送時期を10月以降に設定し、場合によっては年明けになると公表している。
https://image.itmedia.co.jp/business/articles/2607/24/kt_2607_yam_ydq_005.jpg
同前
過去記事『マクドナルドと吉野家、「おまけ商法」でなぜ差が付いた? 転売ヤー対策に見る両社の違い』でも解説したように、注文と入手に時間差を設けることは転売ヤー対策に効果的だ。転売ヤーは現在の入手価格と市場価格の差で利益を出そうとする。「今すぐ欲しい」という消費者の心理につけ込む考え方だ。だが、数カ月後の市場価格は予想しにくい。コラボ終了後は話題性がなくなり、市場価格が大幅に下がっている可能性もある。
吉野家が2024年に実施した「カービィと吉野家まんぷく大作戦」の第1弾・第2弾では転売ヤーが殺到したため、第3弾では半年後に届ける方式に切り替えた。これにならい、今回の店内飲食に関する企画でも、店舗で渡す方式ではなく、時間差で届ける方式にすべきだっただろう。
アニメやゲームなどのIPとのコラボは宣伝・集客に効果を発揮する。近年のIP人気で外食各社はコラボ企画に依存している。だが、マクドナルドが炎上したように転売ヤーの殺到はイメージの低下をもたらす。目当ての景品が入手できない欠品も顧客満足度の低下につながる。限定品の販売では極端な安売りをせず、時間差で届ける方式を活用すべきである。
社会悪以外の何者でもない
転売自体は何も悪いことじゃないよ
ダフ屋と同じ
いい歳した大人だろ?
テレビゲームのおもちゃ欲しがるとかマジで日本人の幼稚性やばくねーか?
↓
店員がやらかしました!
そりゃ防げんよな
スレッド情報
スレッドURL: https://hayabusa9.5ch.io/test/read.cgi/news/1784855779/
![]()
![]()
![]()

