ソニーが次世代ゲーム機、通称「PS6」を準備中と噂されるなか、注目点のひとつとなっているのが「過去のPlayStation用ゲームソフトが動作するのか」、すなわち後方互換性の有無です。
近年は任天堂やマイクロソフトも後方互換性を重視しており、その背景には「新ハード発売初日から膨大なゲームライブラリを用意できる」「旧型機ユーザーを移行させやすい」といった利点があります。
こうした状況のもと、PS4/PS5のリード(システム)アーキテクトを務めたマーク・サーニー氏が、後方互換性に関する特許を出願したと報じられました。
ブラジルのニュースメディアMixvaleは、サーニー氏が「レガシー(旧世代)アプリケーションを非レガシーデバイス上で実行する」という特許を出願したとし、これが「PS6上でPS1からPS5までのゲームを動かすためのものではないか」と推測しています。
ただし、特許文書には「PS6」など具体的な製品名は一切登場しておらず、「旧世代アプリを新ハードで動作させる」という抽象的な表現にとどまっています。要するに、Mixvale側の期待や願望が前面に出ているにすぎない、というのが実情でしょう。
この特許は「レガシーアプリケーションを非レガシーデバイス上で実行する」というタイトルで、ソフトウェア制御によるハードウェアリソース制限を活用する点が特徴とされています。
具体的には、挿入されたゲームを自動で識別し、ソフトウェア制御によってCPUやGPUの使用リソースを制限し、クロック動作を擬似的に調整します。さらに、アプリ実行時の各種パラメータを自動的に導出・調整する仕組みも含まれています。
平たく言えば、新旧ハード間に存在する極端な性能差やクロック差を自動的に「ほどよく抑える」ことで、不具合をまとめて減らそうとする枠組みだと考えられます。
現在のレトロゲーム復刻の多くは、エミュレーション、すなわち「特定のハードやソフトの動作を別の環境で模倣・再現する」技術を用いています。
しかし、旧世代ハードと最新ハードの間には極端な性能差やアーキテクチャの違いなどがあるため、完全再現は難しく、処理タイミングのズレや音声の欠損、入力遅延といった問題が発生しがちです。
とくにPS3のCellプロセッサは非常に特殊かつ複雑な構造を持っており、PS4やPS5のAMD製プロセッサでネイティブに動かす、つまりPS3用ゲームのバイナリをそのまま実行することは不可能です。
Mixvaleは「ネイティブ実行(de forma nativa)」と解釈していますが、これは現実的とは言えないでしょう。実際には「エミュレーションに伴う不具合を減らす仕組み」にとどまる可能性が高いと見られます。
さらに言えば、サーニー氏はこれまでも同種の特許を何回か出願しており、今回の特許も完全な新技術ではなく、既存技術のアップデート版に過ぎないという指摘もあります。
それでも、ソニーが後方互換性を強く意識していること自体は間違いありません。2022-2024年に「旧世代ゲーム対応」エンジニアを募集した可能性が報じられ、PS5でPS3タイトルのフル互換が実現するのではないか、という期待も高まりました。ただし、その後は目立った続報が出ていないのが現状です。
なお、こうした後方互換性の課題はXboxにも存在します。Xboxシリーズでは多くの世代がx86系アーキテクチャを採用していますが、Xbox 360のみPowerPCベースであるためネイティブ実行ができず、約570本に限定した「厳選エミュレーション」で対応しています。
いずれにせよ、ソニー社内で「PS6上でPS1〜5のゲームをぜんぶプレイ可能にする」取り組みが進行している可能性は高いと考えられます。今回の「新特許」(実際にはアップデートに近いもの)も、その動きを裏付ける材料のひとつと言えるでしょう。今後の続報に注目したいところです。
会社が倒産して権利がいろんな所に離散してるのも少なくないし…
中古ゲーム市場が活況になるな
リメイクならともかく、やっぱグラがゴミだとクリアまではキツイよw
絶対ちょっと触って飽きるw
ロード時間短い倍速プレイ出来るなら考えるわ
PS1はパワーでゴリ押し
PS4 PS5はCPUがx86/AMD64で同じ系統
PS2はほぼ完全再現できるどころかアップコンバート機能で高画質化まで出来てる。
一番問題になるのはPS3だろうな。
互換に金かけるより新しいゲーム作れて
PS7待ち
互換は要らないから安くしろ派
まあPS Storeでの買いなおしになるんだろうけど
もうワイの小遣いでは気楽に買えん
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